trail runner hiroki ishikawa



[NEW]
アメリカ・コロラド州トレイルランニングレース報告


T総合35位 450人参加
タイム 24時間34分
20−29歳年齢別表彰 総合1位


アメリカ・コロラド州・Leadville(デンバーから西に車で4時間ほどのところ)で行われた100マイル(160キロ)トレイルランニングレース。この大会はアメリカでもかなり大規模な大会で協賛メーカーも多数で盛大に行われました。

朝、4時に標高3000mのLeadvilleをスタートし、80キロ先まで幾つもの山々を抜け、高所は3900mの峠を越え、80キロ地点から折り返しで午後3時にここを折り返し、来た道のりを戻りました。今回のコロラドは非常に涼しく?(寒い)途中大雨にも遭い、あと数時間降り続いたら低体温障になるかと思われるほど寒く、指先は紫色になっていました。これまでのレースでこれほどの雨の中というのは無く、良い経験になりました。
体調の方はレース前は非常に調子よく、現地に入ってからも4000m近くまで高地トレーニングで上がっていて前回の疲労はある程度抜けていると思われましたが、レースが始まり20キロもすると股関節周辺の筋肉が痛み出し、腿、ひざが上がらない状態になってしまいました。足を引きずりながら何とかしてアシスタントポイントまで向かい、念のため用意していた痛み止めを飲み再度走り出しました。やはり前回の疲労が抜け切れていなかったことと思われ、今できる限りのペースを維持して先を追いました。3900mの峠では雨が大粒の雹に変わり下ると豪雨という過去に無いハードコンディションでした。
幸いにも折り返して2時間もすると雨は上がり空は今までがうそのように晴れわたりました。前半は雨で気が付かなかったのですが高所に動物のラマが見られ、なんのと言えない可愛らしいというのかマヌケというような表情をしていて、足の痛みと葛藤している自分にひと時の安らぎを与えてくれました。午後9時、残り約50キロというところで日が暮れ、ライトを取り出してのナイトランへと入りました。今回はペーサー(伴走者)をつけずに一人での参加であった為、周囲は皆、二人組みで走っていました。
今回の大会、制限時間は30時間、その中でも25時間以下とそれ以降の完走者と別れていて、なんとしてでも25時間以内では走りきりたいと思い、前を追いました。前半のブレーキがきいたせいで後半途中順位を80番前後につけていて、このまま行ってしまうものかと思われましたが、得意の後半追い上げで残り20キロで45番まで順位を上げ、ラストは10人を抜きトップとほぼ同じタイムでセクションを走りきり午前4時30分にフィニッシュしました。

表彰式では幸運にも年齢別の表彰で1位となり、金発掘の際に使用したと思われるお皿型のトロフィーをいただきました。そして25時間以内の完走者には信じられないほどの大きさのバックルが与えられました。

ロッキーマウンテンスラムまであと2戦、昨年はこのスラムを達成した選手は海外、全米でもわずか5名だけで、前回のハードロックに引き続き今回も参戦した選手は皆、疲労困憊でかなりの選手が途中リタイヤを選択していました。そんな中での完走は幸運でした。
気持ちの面での感覚やマッサージなどに通い疲労は抜けたものかと思われても体の深部に感じることのできない疲労が残っていることを思い知りました。

次回はもう2週間後出発で9月11日ユタ州ソルトレークシティでの100マイルレースです。この大会も非常に有名なレースで全米の強豪たちが集まります。
レースまでわずかですが体調をしかっりと整えたいと思います。

*今回の大会は協賛にパワーバー、パワージェルが着いておりました。エイドではすべてにジェルとカットされたバーがおかれ選手たちの補給食となっていました。
ジェルを4袋ジェルボトルにいれ胸のホルダーにつけてレース中、持ち歩いていました。
途中、ふたがはずれ、飲み口を下にしているため、えらい目に遭いました。
.後半は固形物がのどを通らず、ジェルのみでの走行となりました。
2003年 レース、イベント報告

TRAIL RUNNING
Montrail Ultra Cup
年間ポイントランク総合5位
3月 Way Too Cool 50K(アメリカ・カリフォルニア) 総合13位
4月 Zen Gray Highilne 50Mile(アメリカ・アリゾナ)総合8位
6月 Western States Endurance 100Mile(アメリカ・カリフォルニア)総合18位
8月 White River 50Mile(アメリカ・シアトル)総合22位

日本国内
5月 比婆山国際スカイライン SEKISUI CUP 総合7位
9月 セルフディスカバリーIN王滝 MTB 100K 総合59位
マウンテンラン42K 総合1位
キングオブ王滝 男子2位
10月 日本山岳耐久レース 長谷川恒夫カップ 総合1位
11月 セルフディスカバリーIN屋久島 アドベンチャーレース 総合1位

イベント

・アートスポーツトレイルランニング講習会
4月:渋谷店にて講演 7月:箱根・外輪山 9月:丹沢・表丹沢

・パタゴニアスピーカーシリーズ(日本山岳耐久レース講習会)
(協賛 株式会社アートスポーツ、株式会社ハワード、パタゴニア日本支社)

・キナバルクライマソン(マレーシア・ボルネオ島)
BS―2放送 「地球に好奇心・世界一過酷な山岳マラソン」 
山頂付近カメラクルーとして参加
11月15日放送(済)

・ホノルルマラソン
12月 ペースメーカーとして参加

BS放送「地球に好奇心」:放送11月15日

昨日マレーシアより帰国いたしました
BS放送「地球に好奇心」でマレーシア・キナバルマラソンをドキュメンタリーで放送することなり今回撮影クルーとして4000メートルの山頂付近でカメラ片手に選手を追いかけ走り回っておりました

以前からこのレースは知っていましたがこれほどハードなものとは思いませんでした
日本には登山マラソンとして富士登山競争がありますが辛さは比べものになりません。片道10キロですがひたすら登り続け石階段も多く選手の足を痛めつけます。さらに4000メートルという山頂付近ではかなり酸素も薄く、過去富士登山優勝者も参加していましたが上位には入りませんでした。
優勝者はメキシコ、イタリアの選手、スカイランナーとして各国のレースを回る選手達です。私のトレイルランニングと少し・・・だいぶ違う競技かと思われます。全ての選手、気合で走っているような印象を受けました

東南アジア一高いキナバル山、世界遺産としてもあり現地では神聖な山とされているだけあり、とても妖艶で見ていて不思議な気持ちさせられる魅力的な山でした。実際レースに出てしまうとわずかな時間しか見ることができませんが、今回はクルーとして山頂付近に滞在し様々なキナバル山の表情を見ることができました。

撮影の合い間、高地トレーニングになるかと思い走り回っていたのですが(実際、傾斜がきつくて思うように走れなかったのですが)、現地スタッフ、大会レンジャーから来年は絶対大会に出なさいといわれ、少しやる気になっています・・。

今後は日本山岳耐久レースへ向けて体調を整えていきます。
今回は1600人近くの参加者がいると聞きましたが、それだけ興味のある方々が増えているということで嬉しいことと思います
あとはスタイルが浸透すればよいかと思われます。

アメリカから来る選手達と共に頑張ります。



アメリカ・アリゾナ州での80キロトレイルランニングレース<速報>

結果は総合8位
タイム 9時間14分
参加者数 150人(完走 約90名)



montrail Ultra Cup(2003年)
(アメリカにて行われるトレイルランニングのシリーズ戦)

◆montrail Ultra Cupとは:
アメリカ・トレイルランニング・フットウェアメーカーのmontrailが主催するトレイルランニングのシリーズ戦。
全米で8戦が行われ、各大会にて完走するとポイントが与えられる。4戦以上(50k、50mile,100mile の距離にそれぞれ参加し、プラス1戦参加・距離は自由)参加すると年間ランキングを得ることができる。そのうち上位5位までは賞金(1位:約200万)や景品を得ることができる。

<参戦スケジュール>
3月8日 WAY TOO COOL 50KM
California,Cool
www.run100s.com/snu
4月26日 Highline Zane Grey 50Mile
Payson,AZ
www.ultrazone.us/HL50/
6月28〜29日 Western States Endurance Run
100Mile

Squaw Valley to Auburn,CA
www.ws100s.com/home.html
7月26日 White River 50Mile
Crystal Mountain、WA
 www.whiteriver50.org/

遠征予定、大会前後3〜4日



日本山岳耐久レース 長谷川 恒夫カップに参加
春より本場アメリカでの数多くあるトレイルランニングレースに参加していますが日本にも登山競争や山岳耐久レースという名前で山を走る大会があります。その中で最も大きな大会とされる日本山岳耐久レース 長谷川恒夫カップに参加してきました。

日本山岳耐久レース

この大会は東京都山岳連盟が主催し、美しい奥多摩の自然の中で、自己の限界に挑戦し、強い体を鍛えることを目的としてハイカーやクライマーに限らず人々の体力作りのために毎年1000人以上が参加して行われています。そしてこの東京都山岳連盟に所属していた世界的クライマーでありました故人・長谷川 恒夫氏の偉業を称え長谷川恒夫CUPが設けられました。コースは全長71,5キロ、奥多摩で20近くにも及ぶ山のピークを通過するループコース。制限時間を24時間以内として参加選手は水2リットル、ライト、代え電池、防寒具、食料を必携装備として義務付けられ、マラソンとは異なり水分補給のみのエイドステーションが40キロ地点に1箇所あるだけなので走るペースによって持って行く水や食料の量を考慮し、スタートが昼の1時なので数時間も経つと暗くなってしまうため選手はライト等の明かりを持って走らなければなりません。
 今年でこの大会は10回目を迎え、高校生から76歳まで登山をする方々を始め、ランナーやトライアスロン、アドベンチャーレーサーなど過去最高の約1300人が参加し、僕は2年ぶり3回目の挑戦となりました。10月13日、秋晴れの五日市の庁舎を一斉にスタート。71.5キロという長いレースにもかかわらず先頭はマラソンのショートレース並みのスピードで飛び出し、10分もしないうちにトップグループは見えなくなりました。舗装路を2キロほど行くと広徳寺から登山道に入ります、石や木階段をしばらく登ると選手たちは呼吸が乱れ、汗だくになっています。関門は全部で3箇所、第一関門までは22キロ。山道の1キロと言うのは非常に長く、5キロごとに距離標識がありますが舗装路の感覚で行くと果てしなく遠く感じます。1時間半もするとコースは山の尾根線に出て登り基調でアップダウンを繰り返し、選手の間隔も落ち着いてきます。僕は第2グループにいて左右の景色を眺めながら、時には他選手と話をしながら走っていました。そばにいた選手は富士登山競争上位常連選手やフルマラソンを2時間10分台で走る人もいました。山のレースはマラソンのように常に走っているわけではありません、登りでは歩き、平坦なところや下りで走るので歩いているときに会話が出て様々な情報交換ができます。
 第一関門を4位で通過。スタートから自分のペースを上げているつもりはないのですが、前半飛ばしすぎた選手たちが落ちてくるといった感じでいつの間にか4位になっていました。関門ではベンチに座り、食料を補給しました、その間に数名に抜かれましたがまだ食べ続けていました。日本山岳耐久レース
こういった長いレース、お腹が空いたらもうペースは上がりません、どんなレースでもそうですが僕はひたすら食べています。コースはさらに登り始め大会最高地点、三頭山を目指します。スタートして5時間、この頃になるとだいぶ日も落ちてきて西の山々が黒々と見え尾根線がオレンジ色に輝いていました。なんとか夕陽のわずな明かりを頼りに三頭山山頂まで登りそこでライトを取り出しました。そこからナイトランでしばらく行くと第二関門42キロ地点、3位で到着、水分補給を行い先を急ぎました。ここで初めて、先頭の2人が今回10回大会ということで韓国より山岳ランナーを招待していてその選手2名が前を走っていることを知りました。前との差は10分、残り30キロでコースは下り基調、まだ少しの余力を残して先頭を追いかけました。さらに15キロ先の御岳山手前にある第三関門までまだ前を行く2人の姿を見ることは出来ずに通過するとその差は2分にまで縮まっていて、その先は今まで残していた余力を使うスイッチが押されたかのようにペースが上がり、どんな激下りでも重力に任せて走り下っていました。すると5分も行かないうちに1人を抜き、残り3キロないところでさらにもう一人を抜きいつの間にか自分が先頭を走っていました。山から下山すると夜の10時、あたりは真っ暗で、庁舎前だけはかなり明るく照らされています。そしてその人だかりの多い中にあるフィニッシュラインへトップでゴールしました。時間は8時間46分41秒、大会新記録で優勝することが出来ました。
 
日本山岳耐久レース
今回は非常に体調がよくて、春に故障した膝の痛みや疲労により足が攣ることも無く、全てにおいて気持のいい走りができたレースでした。
そしてレース翌日より懲りずに再度アメリカ・バージニアへトレイルランニングのレースを参加するために向かいました。


セルフディスカバリーアドベンチャーIN 王滝 7月
マウンテンバイク、トレイルランダブルエントリーの部 総合3位

セルフディスカバリーアドベンチャーIN 王滝 9月
総合2位 混合の部1位 

なんと今年の参加チーム数74というのには驚きでした。それだけアドベンチャーというものに興味のある方々は沢山いるのですね。
そんな中で新しいチーム「YINGEN」にて総合2位、混合部門1位というのは嬉しく思います
チームメンバーは、近年アドベンチャーレースで活躍中、トライアスロン出身の佐藤佳幸君と
こちらもトライアスロン・ロングディスタンスからの挑戦で今年はアドベンチャーに力を入れている佐藤浩巳さん
今後、海外のレースにも挑戦をし国内最強チームを目標として結成されました
このメンバーでのレース参戦は初めてでしたが、個々にアドベンチャーレースへの熱い思いがあるため、レース中は常にモチベーション上がりっぱなしで戦うレースができたと思います
まだまだワンデイレースなので数日間不眠不休のレースに比べ、精神的に追い込まれたりしてチーム内分裂を起こすようなことはありませんでしたが、チームの雰囲気は非常に良く、攻めるレース展開ができるチームでした。
今後が楽しみな TEAM YINGEN です



1STステージいきなりバイクの得意なチームが抜け出し、僕はバイクが苦手で先行チームに多少の遅れをとってしまったが必死にチームのペースは落とさぬよう王滝特有のひたすら上り下りを繰り返しました。セカンドステージへは数分の差をつけられのランへ入るも数分で2位浮上、トップを追いかけるかたちとなりました。昨年までトレイルランもバイクと同じような林道をひた走りましたが、今回はシングルトラックもあり非常に変化があって大会側が整備していなければ、薮に近いところや、途中チーム全員の足がつっていた激登りなど選手たちを辛いながらも楽しませてくれたと思います
サードステージはリバートレッキング。人の手があまりつけられていない美しい川を歩き、泳ぎ、走りました。ドン深でも川底が鮮明にうつるところでは川魚も沢山見られ、辛さを紛らわせてくれました。
チームは、がれ場を歩くのが得意なせいかそれほど飛ばしていないのにもかかわらず前との差を縮め、後続との差を広めました。再度バイクセクションに入ると昨年ではすでにゴールをしている時間、少しペース配分を間違え、辛い思いをするも、足が痙攣しようがゴールしなければ終わらないという気持ちでペダルをこぎ続けました。途中、猿の珍客も現れアドベンチャーならではの自然にふれることもできました。バイクを終えるとトップとの差は20分に広がり、残り2セクションでどのくらい追い詰められるか気合が入りました。今回、初のアスリートクライムという名の沢登りが登場、人の手にあまり触れていない沢をルートを探しながらひたすら登り、本格的アドベンチャーレース感覚を味わいました。沢を登りきると林道に出て最後のトレイルラン、ここでもうすでに10時間はかかっていてコース全長約70キロという距離がやけに長く感じました。しかし最後は下り、重力に身を任せゴールを目指しました。結局トップの後姿を見ることが出来ずゴール。
 今年のレース、昨年の2倍の時間がかかり、カットオフに8割ものチームがなってしまい多少のロングディスタンスレースの難しさを感じさせたレースでした


アメリカ、100マイル・トレイルランニングレース報告

WESTERN STATES ENDURANCE RUN 100MILE
今年参加するアメリカ・トレイルランの大会で最も大きく、距離も長い160キロのレースへ参加してきました。場所はカリフォルニア、LAKE TAHOE近くSQUAW VALLEYからAUBURNまで延びるWESTERN STATES TRAILを使用して行われました。約400人あまりのレース参加者があり、アメリカで最も有名な大会で選手サポートクルー、大会関係者も含めると2000人近くの人々が集まりました。

 この時期カリフォルニアは降水確率0%、大会当日、予想最高気温36度というコンディションでレースは行われました。コースは下り基調にアップダウンを繰り返しながらすべてがトレイルで、途中胸まで浸かる川をも横断したりしてゴールを目指すものでした。結果は総合83位、タイムは23時間42分で完走しました。

 今回は非常に肉体的にきつい大会でした、怪我も実力のうちと言いますが前回のレース遠征で痛めた足が完治しないままでの参加だったため、思うように走れず。完走目標のレースとなってしまいました。残念です。しかしよくマラソンでタイムを3時間切って走ることをサブスリーと言いますが、アメリカでの100マイルレースでは24時間を切って走ることをサブ24アワーと言っていて今回も自分も含め24時間以内で完走した選手は全体の3割にも達していませんでした。それがせめてもの慰めでしょうか!

レースの内容は、8月12日発売の雑誌「Tarzan」・In The Newsでも詳しく報告いたします


5週間程のアメリカ・トレイルランレース遠征より帰国しました。

アメリカではトレイルランニング(日本では山岳マラソン)が毎週のように各地で日本の市民マラソンなみに行われていて、その中でも特に大きな大会に参加し、アメリカのトレイルランニング事情を見てきました。

トレイルランニングレースへの参加者は競うことよりも参加して山を走ることを楽しんでいて笑顔が常に絶えず、もちろんトップ選手は強烈に速いのですが、彼らでさえ観客へのパフォーマンスは忘れません。自分もタイム、順位はどうでもよく、日本とは違うコースの景色、匂いを見て感じ、楽しんできました。そして日本では山を走るなんてきついと思われがちですが、アメリカではマラソンと同様、シェイプアップ、ウェイトダウンを目的とするようにフィットネス感覚で参加する姿や高齢者も多く見られました。日本では考えられない光景ですよね。

アメリカでは山を走ることがロードを走るマラソンとは違った、いちスポーツとして確立されていて、ただ山を走ることを楽しんでいる人々が沢山います。中にはアスファルトを走ることを嫌う人もいました。それに伴い、ウェア、シューズなどもトレイルランニング用として開発、販売されていて、スタイルもマラソンと異なっています。日本では今現在、単純に山を走ることを楽しんでいる人は少なく、マラソンランナーがマラソンのトレーニングの為に山を走ったりしているのが現状です。日本のトレイル(登山道、林道)は傾斜が急で走るのが辛いところが多いというアメリカとの環境の違いにも日本でこのスポーツがいまいち広がらない問題はありますが、日本でも山を楽しんで走る人々が増え、そして多くの大会が開かれることを祈りつつ、僕自身もトレイルランニングの普及に力を入れたいと思います。

レース結果

3月6日
WAY TOO COOL 50K
 (CALIFORNIA、COOL)
総合14位

3月16日
CHUCKAUNT MOUNTAIN 50K
 (WASHINGTON、BELLINGHAM)
総合4位

4月6日
montrail&patagonia American River 50mile
 (CALIFORNIA、AUBUN)
途中リタイヤ

また、レースの合間にバックパックのスポンサーであるGREGORYのアメリカ本社を訪問し、GREGORYのサポートするUSアドベンチャーレーサーとレース事情や使用するギヤについてディスカッションを行いました。アドベンチャーレースも年々レースや人口も増え、アメリカでは今かなり人気のスポーツとなっている様子でした。それに伴いトレイルランニングと同様に専門誌も出版されていてかなりの盛り上がりを感じました。またアドベンチャーレースに使用されるアイテムも実際にレーサーの意見を取り入れ、このレース用にGREGORYをはじめ多くのメーカーから様々なものが開発されていました。自分もいつか機会があれば参加してみたいですね。

今回のアメリカ遠征レポートを5月8日発売、雑誌Tarzan内In The Newsにても詳しく報告いたします。



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