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Trail Running(トレイルランニング)とは

■山や大自然のトレイル(登山道、林道)を走るランニングのことをいい、日本では多くのレースが山岳マラソンや山岳耐久レースと称されている。本場アメリカでは古くからアスファルトを走るマラソンとは違う、いちアウトドアスポーツとして確立していて、日本でフィットネス、日々の習慣のように行われているジョギング感覚でトレイルランニングが楽しまれている。そして日本での市民マラソンなみにアメリカではトレイルランニングのレースが毎週末、各地で行われていて、レースの距離も50キロ、50マイル(80キロ)、100キロ、100マイル(160キロ)と確立していて賞金を懸けたカップ、シリーズ戦も行われている。
また「Trail Runner」「Ultra Running」といったトレイルランニングの専門月刊誌も多数出版されている。ヨーロッパでもレースは数多くあり、盛んに行われていて人口も増えつつある。日本ではまだまだ、純粋にこのスポーツを行われることは少なく、大会や、他競技のためのトレーニングとして行われていることが多いのが現状。また様々なアウトドアメーカーからこのスポーツのために製品(ウェア、シューズ等)が販売されているが実際に使われていることも少ない。しかしここ数年日本国内でもこのスポーツに興味を持つ人口は増えつつ、2003年、国内最長耐久山岳レースである日本山岳耐久レース・長谷川恒夫カップ(71,5キロ)では1600名ものエントリーがあった。山岳大国で美しいトレイルが数多くある日本でトレイルランニングが広まらないのは不思議であり、決して難しいものではなく誰にでも簡単に楽しめるアウトドアスポーツである。


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