triathlete shingo tani



Shingo スピーク

2002年8月25日
「スバル・アイアンマンカナダ・トライアスロン」の報告
[NEW]
トップ10にカナダ人が6人しかも男女ワン、ツーがカナディアン、記念すべき20回目の大会は大いに沸いた。チームスバルの一員として2年ぶりに帰ってきた私はスバル・カナダのスタッフをはじめアイアンマン・ノースアメリカやペンティクトンの人々からあたたかく迎えられた。私にとってアイアンマン・カナダは海外のアイアンマンへ挑戦するきっかけとなったレースといっても過言ではない。レースはランを3時間切って走っていればトップ5に十分届いたが苦しい展開となった。途中何度も歩きたくなったがすれ違う選手から「Go!Shingo Go!」の声に踏ん張った。フィニッシュまで2キロのメインストリートでも大歓声が待っていた。あぁあきらめなくてよかった!この苦しさと悔しさは忘れないと思った。本当にペンティクトンに帰ってきてよかった。

シンゴ専用バイク スバル・アイアンマンカナダ・トライアスロン
新吾専用バイク チームスバル会場にて

日  程 開催日 2002年8月25日(日)午前7時00分スタート
     遠征日 2002年8月20日(火)〜8月27日(火)8日間
開 催 地 カナダ:ブリティッシュ・コロンビア州ペンティクトン
競 技 スイム3.86km バイク180.2km ラン42.2km 制限時間17時間
出   場 2,032名(完走1,945名)
天  候 曇りのち晴れ
日  程 開催日 2002年8月25日(日)午前7時00分スタート
遠征日 2002年8月20日(火)〜8月27日(火)8日間
開 催 地 カナダ:ブリティッシュ・コロンビア州ペンティクトン
競 技 スイム3.86km バイク180.2km ラン42.2km 制限時間17時間
出   場 2,032名(完走1,945名)
天  候 曇りのち晴れ
<結  果>
1位 ギャレット・
マクファーディーン
カナダ 8:30:57
(S1:02:42 B4:36:43 R2:48:13)
2位 ジャスパー・ブレイク カナダ 8:43:01
(S0:51:59 B4:57:30 R2:51:01)
3位 ステファン・フォルツナー ドイツ 8:43:54
(S0:53:04 B4:44:34 R3:02:32)
4位 ブライアン・ローズ ニュージーランド 8:44:06
(S0:48:34 B4:50:13 R3:03:12)
5位 マイク・ニール カナダ 8:52:04
(S0:53:48 B4:59:30 R2:55:14)
6位 藤原裕司 日本 8:56:45
(S1:01:23 B4:59:08 R2:53:03)
7位 スティーブ・アイビン カナダ 8:58:04
(S0:53:52 B4:54:58 R3:06:06)
8位 マイク・シェスケー カナダ 8:58:16
(S0:59:19 B4:53:19 R3:02:03)
9位 ナイジェル・グレー カナダ 9:02:48
(S0:53:48 B4:55:41 R3:10:29)
10位 谷 新吾 チームスバル 9:04:42
(S0:53:15 B5:00:12 R3:08:23)


SHINGO スピークPart14[NEW]

〜「アイアンマントライアスロンワールドチャンピオンシップ」〜
10月16日に開催されたアイアンマントライアスロンワールドチャンピオンシップは快晴の中、約1700名の選手が世界中より集結し盛大に開催されました。
わたくし、谷新吾は、総合28位(日本人1位)の結果を残すことができました。
日頃からのご支援ご声援に感謝とお礼を申し上げます。

【2004 アイアンマントライアスロンワールドチャンピオンシップ】
開催日 2004年10月16日(土)6:44am(プロフェッショナル)スタート
開催地 ハワイ島カイルア・コナ
     (カイルア・ベイ、アリー・ドライブ、コナ・コースト)
競技内容 スイム3.86km、バイク180.2km、ランニング42.4km
出場者 1,728名(プロ男79名、プロ女49名)
完走者 1,579名(プロ男56名、プロ女36名)
天候 快晴
結果
順位 総合TIME 名前 国名 SWIM BIKE RUN
1 8:33:29 NORMANN STADLER [GER] 54:27 4:37:58 2:57:53
2 8:43:40 PETER REID [CAN] 53:12 5:01:38 2:46:10
3 8:45:14 FARIS AL-SULTAN [GER] 50:39 4:55:44 2:54:51
4 8:48:35 ALEX TAUBERT [GER] 53:24 4:49:45 3:00:37
5 8:54:26 RUTGER BEKE [BEL] 54:35 4:59:57 2:55:55
6 8:58:45 TORBJORN SINDBALLE [DNK] 53:07 4:48:51 3:12:32
7 8:59:25 CAMERON WIDOFF [USA] 51:31 4:59:36 3:04:07
8 9:03:11 TIMO BRACHT [GER] 54:54 4:58:42 3:05:59
9 9:04:32 RENE ROVERA [FRA] 56:28 5:04:30 2:59:41
10 9:04:51 RAYNARD TISSINK [ZAF] 53:18 5:02:45 3:00:46
28 9:30:41 谷 新吾 (日本人1位) [JPN] 59:21 5:25:59 3:00:43
(公式リザルト参照)

アイアンマントライアスロンワールドチャンピオンシップ

レースは、名物のコナ・ウインドが吹き荒れランでは暑く強い日差しが照り付ける条件の厳しい一日となりました。6:44am、フライング気味にスタートしたプロ選手。17分遅れでいつものように大砲の号砲で飛び出したエイジ選手たち、今年もビッグアイランドのトライアスロンが幕開けしました。
バイク2マイル地点、サポートの谷理恵子から67位、小原選手から8分差と知らされ、スイムでの出遅れに焦りを感じました。しかしまだまだこれから、前を追うしかありません。バイク折り返しのポイントに近づき先頭の選手にすれ違いますが、こんなに早い地点ですれ違うのは初めてです。
ドイツのノーマンが大逃げしています、おそらく2位集団とは10分くらいの差があったと思います。
例年ランでの逆転劇で決着が付いていたハワイは、バイクで飛び出したノーマン・スタドラー、リナ・クラフト共にドイツ勢の初優勝のシナリオでした。牽制し合い集団のままでバイクを終えたり、バイクで飛び出したとしてもランの強い選手に喰われてしまう、いつものパターンは通用しませんでした。
有力視されていたサイモン・レシング、歴代優勝者ルク・バン・リルデ、トーマス・ヘルリーゲル、昨年トップ10に入ったユルゲン・ザック、ルーク・ベル、ハワイで結果を出したいクリス・マコーマック、クリス・リー・・・
彼らはフィニッシュラインに現れませんでした。プロの予選を勝ち抜きさらにこの大会へと、毎年標準をあわせることの難しさを改めて感じさせられました。プロ男子23名(約1/3弱)はリタイヤ。
スイムで出遅れた私は先行する小原選手との差をバイクで出来る限りつめておきたいと考えていました。ドラフティングで4分のペナルティを済ませた小原選手は私と同時に45位前後でスタート、一時は2分ほど引き離されたものの14マイル過ぎに小原選手を交わし、25位まで順位を上げました。小原選手は最後の最後に女子1位のリナ・クラフトを抜かし29位でフィニッシュ。レース後、エイジ選手を組み込んだリザルトが発表されると、なんとエイジスタートした濱野選手との差はわずか9秒、濱野選手の大健闘ぶりがうかがえました。
女子は今泉選手がスイムでリードし、バイク、ランでも崩れることなく強さを見せていました。フィニッシュ寸前に堀選手に抜かれたものの21歳の若さは今後に期待させるものがありました。
約130名のプロ選手は17分先を先行するため、集団が出来難く厳しいマーシャルの目がよく行き届いていたとか。その反面、後続する約1600名ものエイジ選手はバラけることなく(出来ず?)集団での走行が多かったとの意見も聞かれました。やはりスタート時間がプロとエイジで別れたために色々な変化が出たようです。

誰もが長い月日を費やし努力して獲ったハワイへのクオリファイ。世界から集まった選手たちの情熱は、ハワイの自然の力と融合し不思議なパワーを生み出していました。フィニッシュした選手や家族、目頭を真っ赤にした姿を見ていると感動せずにはいられません。
「ハワイにすべてをかける」そんな世界の熱い思いがジリジリと伝わる1日でした。「どうしても、このハワイで結果を出したい!」私が92年にハワイ初出場して以来、心に誓った最大目標。これから一年を掛けハワイで結果を出せるようなプランを組んで行きたいと考えます。
やはりアイアンマン世界戦で成績を残さないと意味がないと思います。2005年はハワイプロジェクトを立ち上げ精進してまいります。どうぞご支援とご声援、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。



SHINGO スピークPart13

〜「アイアンマントライアスロン・ワールドチャンピオンシップ」〜
谷新吾は7月25日に開催されました
アイアンマンUSA・レークプラシッドに総合5位の成績を収め10月16日にハワイ島で開催されます
『アイアンマントライアスロン・ワールドチャンピオンシップ』の
http://vnews.ironmanlive.com/
プロカテゴリー出場権を獲得いたしました。

冬季オリンピックが1932、80年に行われたことで有名なニューヨーク州北西部に位置するレークプラシッドの町でアイアンマン・トライアスロンが開催されました。今大会の注目はフルのアイアンマンイベント初登場のサイモン・レッシング選手、話題性では私も負けてはいませんでしたョ!ESPNテレビの取材にローカル新聞の記事「Japan's Tani Shingo,a favorite in Lake Placid」その他有力選手がズラリ、出場約2000名のビッグレースとなりました。

このレークプラシッドへは新たにカレラ・27インチバイクを導入!シーズン前のベーストレーニングがしっかり出来ていましたからコンディションを整えるところへ重点を置き、3週間のサンディエゴ合宿に臨みました。

レースはサイモンの独り舞台でした。ワールドチャンピオンを何度も手にした王者の貫録。3種目ともに一番のタイムを出しコースレコードで優勝。私はスイムを36位でアップし、バイクの50k地点ほどから単独5位をキープ。ランでは一時6位にダウンしましたがあせる気持ちはありませんでした。昨年より1分短縮の2時間58分のタイムでカバー、後続の激しい追撃をかわし5位入賞ができました。

今回のレースはハワイの予選レースであったので、調整の仕方に変化をつけ自分に何が合っていて足りないものは何だろうと試してみました。次のハワイ本番はこの成果を活かしがんばりたいと思います。
ハワイ大会も応援のほどよろしくお願いいたします。

アイアンマンUSA・レークプラシッド
開催日 2004年7月25日(日) 午前7時00分 スタート
開催地 ニューヨーク州・レークプラシッド
競技内容 スイム3.9km、バイク180.2km、ランニング42.2km
出場者 1,961名(完走者1,883名)
天候 快晴(気温42F、午前4時00分時点)
メディア 
Adirondack Daily Enterprise(新聞社)
ESPN(TV局)、
トライアスリート(雑誌)、
インサイドトライアスロン(雑誌)、
AP通信

結果
順位 総合TIME 名前 国名 SWIM BIKE RUN
1 8:23:12 SIMON・LESSING UK 47:08 4:44:23 2:46:39
2 8:37:58 LUKE・BELL AUS 48:07 4:49:20 2:56:03
3 8:50:45 COURTNEY・OGDEN AUS 50:53 4:57:01 2:56:55
4 8:56:47 ANDRIY・YASTREBOV UKR 52:22 5:09:21 2:50:36
5 9:00:51 谷 新吾 日本 52:38 5:04:39 2:58:31
6 9:01:43 TIM・LUCHINSKE USA 52:28 5:11:31 2:52:50
7 9:02:20 ANDY・MARTIN USA 58:21 5:01:41 2:56:35
8 9:13:05 DAVE・HARJU CAN 51:13 5:03:47 3:13:13
9 9:16:10 PIERRE・LAVOIE CAN 55:52 5:05:17 3:08:05
10 9:16:21 MIKE・NEILL CAN 52:27 5:25:13 2:53:07
  (公式リザルト参照)

アイアンマンUSA・レークプラシッド
Adirondack Daily Enterprise  の新聞記事より
Tani is well known in North America as a fan favorite at
Subaru Ironman Canada, having posted a pair of
top-three finishes at the event. (7/23)

Japan's Tani Shingo, a favorite in Lake Placid,
rounded out the top five with a 9:00:51 finish time. (7/26)




●集まれトライアスリート!!
〜国際青島太平洋マラソン〜
12月の宮崎は平均気温15度、雨も少なくランナーには快適な条件がそろいます。
この温暖な気候が育てた特産の地鶏を、炭火焼やチキン南蛮でいただけば
「ホクホク顔」の美味しさ!ゴールの後は、たまゆら温泉、青島温泉で癒されます。
フェニックスロードをドライブし日南海岸国定公園沿いの名所めぐりも
いいですね。私は巨大モアイ像と一緒に太平洋を一望でき気分爽快でした。
さぁー南国宮崎でマラソンに挑戦してみませんか!

第18回国際青島太平洋マラソン大会
ゲストランナー 谷新吾その他
大会ホームページ ⇒ http://www.aotai.gr.jp/
開催日 2004年12月12日(日)9:00スタート
会場 宮崎県総合運動公園
平坦コースだから自己記録が狙える大会No.1
2003年全国ランニング100撰 第5位



SHINGO スピークPart12

〜「全日本トライアスロン宮古島大会」〜
第4月25日に開催されました全日本トライアスロン宮古島大会に
出場し、総合5位の成績を収めました。

第20回全日本トライアスロン宮古島大会
開催日 2004年4月25日(日)午前7時30分スタート
開催地 沖縄県宮古島
     (池間島、来間島を含む平良市など4市町村)
競技内容 スイム3?、バイク155?、ランニング42.195? 
出場者 1,434名(海外選手56名)、完走者1,314名
天候 曇りのち晴れ
    (気温21.6度・湿度66%・風速4.8m、午前6時30分時点)
メディア NHK、宮古テレビ、琉球新報、宮古新報、宮古毎日新聞、
      ターザン、トライアスロンジャパン
結果
順位 総合TIME 名前 国名 SWIM BIKE RUN
1 7:41:23 Markus Forster ドイツ 38:10 4:09:31 2:53:42
2 7:45:17 Mitchell Anderson オーストラリア 38:09 4:02:47 3:04:21
3 7:53:51 Petr Vabrousek チェコ 38:06 4:23:08 2:52:37
4 7:56:15 田村 嘉規 沖縄 38:17 4:24:00 2:53:58
5 8:03:52 谷 新吾 愛知 38:19 4:28:32 2:57:01
6 8:04:35 Margus Tamm エストニア 41:44 4:16:50 3:06:01
7 8:05:03 河原 勇人 東京 38:08 4:35:34 2:51:21
8 8:05:45 Peter Traylor アメリカ 41:47 4:13:25 3:10:33
9 8:08:27 Park Byung-Hoon 韓国 47:19 4:13:13 3:07:55
10 8:08:54 小原 工 兵庫 38:02 4:24:57 3:05:55
                           (大会公式記録参照)

昨年アイアンマン・ハワイでバイクタイム2位のミッチェル(オーストラリア)
と宮古島の覇者マルクス(ドイツ)よりもスイムを早く上がりバイクでついていく作戦は、逆に約10秒差をつけられスタート(18位)。一時は7位まで順位を上げました。しかしパンクのトラブルも重なり、彼らの背中を見ることなく、12位でラン勝負へ。20キロまでは11位、10位を行ったり来たりの我慢どころ。「ゼェーゼェー、ハァーハァー」、苦しい息づかいも自分を奮立たせるリズムに変え、あきらめずに前を追いました。また一人、落ちてくる選手をとらえ5位へ。フィニッシュまで残り5キロを切ったところ、トップの選手がフィニッシュしたことを知らせる花火の音が聞こえてきました。優勝できなかったことは悔しい。でもそれ以上にレースを引っ張って自分の展開を作れなかったことが一番悔しかったです。バイクでトップに立つ力強いレースを作り上げたいと思います。
宮古島ではたくさんの応援をありがとうございました。皆さんに頂いたエネルギーで次のアイアンマン・レークプラシッド大会をパワー全開がんばります。
今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

全日本トライアスロン宮古島大会
谷新吾


SHINGO スピークPart11

〜「アイアンマン・ハワイ」〜

第25回目の記念大会「アイアンマン・ハワイ」は穏やかな波、風、快晴と絶好のコンディションの中、トップ選手8時間22分35秒、最終選手16時間57分56秒と今年も世界で一番熱い戦いが幕を閉じました。

大 会 名 アイアンマン トライアスロン ワールドチャンピオンシップ
開 催 日 2003年10月18日(土)午前7時スタート
開 催 地 ハワイ島 カイルア‐コナ
内 容 スイム3.9k バイク180.2k ラン42.2k
出 場 者 1,645名(完走者1,569名)
天 候 快晴 
結 果

1位PETER REID CANADA 8:22:35 (S0:50:36 B4:40:04 R2:47:38)
2位RUTGER BEKE BELGIUM 8:28:27 (S0:52:28 B4:37:59 R2:54:12)
3位CAMERON BROWN NEW ZEALAND 8:30:08 (S0:50:38 B4:39:57 R2:55:34)
4位NORMANN STADLER GERMANY 8:32:47 (S0:52:44 B4:33:40 R3:02:50)
5位LUKE BELL AUSTRALIA 8:34:38 (S0:50:33 B4:39:42 R3:00:19)
6位JURGEN ZACK GERMANY 8:35:19 (S0:51:42 B4:38:49 R3:01:02)
7位FARIS AL-SULTAN GERMANY 8:35:51 (S0:48:57 B4:42:01 R3:00:29)
8位CAMERON WIDOFF USA 8:35:59 (S0:50:39 B4:39:43 R3:01:40)
9位MICHAEL LOVATO USA 8:36:56 (S0:52:33 B4:44:04 R2:56:13)
10位MIKA LUOTO FINLAND 8:37:19 (S0:51:44 B4:49:35 R2:53:04)
15位LOTHAR LEDER GERMANY 8:41:49 (S0:52:14 B4:48:53 R2:56:03)
25位SHINGO TANI JAPAN 8:56:51 (S0:54:21 B4:56:25 R3:01:37)
31位TAKUMI OBARA JAPAN 9:06:06 (S0:50:25 B5:00:17 R3:07:42)
35位SHINICHI IDE JAPAN 9:09:32 (S1:01:39 B4:57:59 R3:04:19)
 
25回記念大会は昨年より約200名多い参加者とレースをひと目見ようと各国の観客、関係者がたくさん集まり、開会式のカーボパティーでも歴代優勝者たちの懐かしい顔が紹介されアイアンマンの歴史を振り返った。スタート地点のカイルア・ピアは工事中でトランジッションエリアがすべてキングカメハメハホテル駐車場に場所を移動。またプロ選手のドラフティングルール変更など長年親しんだものが今年はレースディレクターが変わったこともあり新しい時代へ変革の時期を迎えるように感じた。さてレースは例年大きな波でコースブイの確認にも苦労する海が穏やかでスムーズなスタートを切った。スイムトップはドイツ選手でコースレコードに6秒差と迫る46分50秒。自分も54分21秒と自己記録が出たものの順位は117位。今年もバイク、ランに頼って上位を追い上げる苦しい展開が始まった。
バイクはメインロードのクイーンKハイウェーに入り確実に順位を上げていった。このコース特有の強風コナ・ウインドは吹き荒れることはなく自分にとってバイクで30位前後にアップできるチャンスだった。しかし折り返しのハヴィを50位ほどで通過してからは、なかなか前の集団との差を縮められない。途中レークプラシッド大会で一緒に戦ったライアン・ボルトン、キリル・リトフセンコと声を掛け合うが彼らも苦戦している。ここはランにつなげる我慢の時、自分に言い聞かせながら走り続けた。目標の4時間50分に届かず、ランスタートは40位。トップとの差もここ数年変わらず今年も30分がついた。この時点でランを2時間40分台で走っても15位に届くかどうか、今までのようにランに頼ったレース展開では上位に進出することは不可能だということを改めて突きつけられた。20キロ過ぎ路肩を歩くクリス・マコーマックをかわし、いよいよ折返し地点のあるエナジー・ラボへ。
すれ違う上位の中には常連の選手から無名の若手までわずか5キロほどの空間に約30名のアスリートがしのぎを削る。最後に39歳現役プロのケン・グラーを抜き去り、3年ぶりに8時間台の記録でフィニッシュした。あたりまえのことだが自分の目標トップ10に妥協しない継続したトレーニングで20分のタイム差を縮めて行きたい。
アイアンマン・ハワイ


SHINGO スピークPart10

〜トライアスロン伊良湖大会 優勝!〜

第9月7日、愛知県渥美半島伊良湖(いらご)岬で開催されました第17回トライアスロン伊良湖大会(S2?、B62.7?、R20?)にて11年ぶり3度目の栄冠を獲得しました。

スイムをトップ選手と10秒差の2位で上陸した後、トランジッションでトップに立ち、そのままバイクで後続を約6分差まで引き離しランへ。
ランに入ると、伊良湖大会の名物、岬先端にある心臓破りの坂で苦しめられましたが、フィニッシュの伊良湖港に帰ってきたときはレースを満喫できた喜びで一杯でした。これをよい弾みにハワイもがんばります!

【結果】
1位 谷  新吾 愛知 3:30:07(S29:26 B1:33:04 R1:27:37)
2位 藤原裕司 栃木 3:36:47(S33:20 B1:34:48 R1:28:39)
3位 小田立之 愛知 3:40:14(S33:21 B1:43:11 R1:23:42)
 
【テレビ放映】
9月23日(祝) 東海テレビ 午後2時05分〜

【大会ホームペ-ジ】
http://www.town.atsumi.aichi.jp/07news/07news_2003triathlon.html
トライアスロン伊良湖大会 優勝!


SHINGO スピークPart9

〜アイアンマン・レークプラシッドご報告〜

ご声援ありがとうございました。
谷新吾は4位入賞によって10月18日(土)開催のアイアンマン・ハワイ世界選手権大会(アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ)へのプロカテゴリー出場権を獲得しました。
谷新吾


大会名 HSBC アイアンマンUSAレークプラシッド
開催日 2003年7月27日(日)午前7時スタート
開催地 ニューヨーク州レークプラシッド
競技内容 スイム3.9k バイク180.2k ラン42.2k
出場者 1,835名(プロ男子27名、プロ女子12名) 完走者1,672名
天候 くもりのち雨 水温71.9F(午前6時時点)
結果
1位キリル・リタフセンコー EST 8:46:15 (S53:14 B4:55:42 R2:56:33)
2位クリス・リエト       USA 8:53:24 (S48:54 B4:50:51 R3:07:11)
3位ジェイソン・ショーティス AUS 8:56:56 (S53:27 B5:02:51 R2:54:37)
4位谷新吾 JPN 8:59:48 (S52:48 B5:03:16 R2:59:33)
5位ライアン・ボルトン USA 9:09:54 (S49:09 B5:23:06 R2:51:51)
6位ライアン・グロト USA 9:14:44 (S1:02:02 B5:09:51R2:55:41)
7位チャド・フォーカー USA 9:18:17 (S55:33 B5:03:14 R3:14:11)
8位ケン・グラー USA 9:20:35 (S49:14 B5:13:11 R3:12:31)
9位クリス・リー AUS 9:20:35 (S51:12 B5:01:22 R3:23:30)
10位トッド・ワイリー  USA 9:28:44 (S51:03 B5:19:06 R3:13:56)

昨年に続いて2度目の出場となったレークプラシッド。ハワイクオリファイと賞金獲得を狙いトッププロアスリートが集まった。アイアンマン・シリーズ大会の優勝経験を持つケン・グラー、クリス・リー、ジェイソン・ショーティス、ディフェンディング・チャンピオンのライアン・ボルトンとそうそうたる顔ぶれだ。
今大会プロ男子のハワイスロット数は5つ、最低でもトップ5に入らなければ
ならない。当日は前日からの強い風に加え冷たい雨がバイク、ランとアップダウンのハードなコースをさらにサバイバルなレース展開へと変えた。
スイム1周目第2パックに付いて行くが2周目に入り離され単独で泳ぐ、この間にもプロ選手より後ろからスタートしたエイジグルパーに抜かされて行き「自分はかなり遅いのでは・・・」と不安になるが冷静にコースブイを確認してフォームに気をつけ泳いだ。スイムをトップと約3分差の33位とそこそこにクリアしてバイク1周目をスタート。バイクは宮古島大会からの好調さを維持して自信を持って臨んだ。40K過ぎに10位以内にアップしコース最大の峠でケン・グラーとライアン・ボルトンに追い付き7位で2周目に入る。トップを行く
のはスイムから独走するクリス・リエト、彼との差は14分まで広がった。2位以下は射程圏内さらにプッシュしてランを4位でスタートした。後ろからはランを2時間40分台でカバーできるジェイソンとライアンの2人が迫ってきている油断はできない。予想通り10kも行かない間にジェイソンがきたが付いて行けずにあっという間に離されてしまう。折り返し地点で後続をチェック、ライアンが7位を走っている「このまま追い付かれてしまうのか・・・、いや逃げ切ってみせる!」強い気持ちで前進した。2周目にはクリス・リーをパス断然1周目よりペースが上がって4位をキープする。フィニッシュまで残り1kほど4位を確信してラストスパート。
場内に「シンゴ・タニ、JAPAN」とアナウンスの声、全身で観衆の大声援に答えた。うれしかった、ハードなレースをやり遂げハワイの権利を取れたことが何よりうれしかった。バイクの走りも確実にアップした。ランは前半スピードに乗った走りをすれば3〜5分の短縮
はできた。優勝したキリルは昨年ハワイ32位で35歳の選手、やれば出来ることを教えてくれた。この借りはコナで必ず返す。
http://www.ironmanlive.com/


SHINGO スピークPart8

〜4月〜

第一次のサンディエゴトレーニングキャンプも残り4日となりました。
故障もなく予定通りトレーニングができ大変満足しております。

4月20日の第19回全日本トライアスロン宮古島大会では
最高のパフォーマンスをお見せできると思います。

今シーズンも頑張って参りますので応援の程よろしくお願いいたします。

=全日本トライアスロン宮古島大会公式ホームページ=
http://www.cosmos.ne.jp/~miyakois/index.htm


≪4月の日程≫
7日、帰国〜8日、豊橋着
17日、宮古島へ出発〜20日、レース〜23日、豊橋へ

谷新吾



SHINGO スピークPart7

〜トライアスロンストーム〜

日本は春の足音が聞こえてきましたか?
こちらサンディエゴは、春の嵐です。激しい雨と風がコーストから次々と現れています。お陰で近くのレークホッジズのダムも潤ってきているそうで、雨が少なく水不足で困っているこの地方には、恵みの雨になっています。

アスリートにとっては、さて恵みの雨やいかに。知り合いの間ではこんな話が「ニューヨークの方なんか氷点下や雪だぜ、たかが1週間くらい雨で自転車に乗れないからって、そりゃー贅沢ってもんだョ」んー、そりゃそうだ。日本からの居候の身としては気楽なもんですが、生きること、地球のことを考えれば大事な資源ですからね。で知人は、せっせとヨガとウエイトトレーニングに励んでいます。

肝心の私は、屋外プールでマスターズスイムのメンバーと月、水、金にインターバル。ランは週に5〜6日のトレイル、火曜にUCSDのトラックでインターバルとウエイトトレーニング。バイクは、プール往復50キロのほか土曜日の練習会スワミーズライドをメインに週に400キロてとこでしょうか。今日まで6週間ケガもなく、順調にステップアップしています。

毎年この時期は、あちこちから有力選手の動向やリザルトが聞こえてきて色々と気になりますが、自分のレースシーズンが始まってしまえば、あまり関係なくなってしまうものです。今年は、なんとしても宮古島ストロングマンのタイトルを手にしたいと思ています。優勝して心の底から喜びたいですね。キャンプも残り約1ヶ月となりました。これから益々良いトレーニングでがんばって行きます。4月は、トライアスロンストームで宮古島に上陸だー!
(UCSD:ユニバーシティ オブ カリフォルニア サンディエゴ)

トライアスロンストーム


≪お知らせ≫

〜JAPAN PROJECT〜

今春、あのG-SHOCKでお馴染みのカシオから谷新吾のサインが入った限定モデルの時計が登場。その名も「JAPAN PROJECT」、世界で戦うトップアスリートを応援するプロジェクトとして、テレビ朝日のマーメイド、e-casio、ターザンで展開されます。
一度、下記のサイトへ遊びに行ってみてください!

■マーメイド(ANB) 3/6(木)*再放送あり
http://wwws.tv-asahi.co.jp/mermaid/

■e-casioホームページ
http://www.e-casio.co.jp/



〜TJコラム連載スタート〜

文を書くという事が何より苦手な私が、この度コラムを書くことになりました!
トライアスロン情報誌「TJ」にて巻頭コラム「シンゴのフィニッシュラインで雄叫びを」が3月3日発売の4月号よりスタートしました。
こちらも是非ご覧下さい。


谷新吾



SHINGO スピークPart6

アイアンマン トライアスロン ワールド チャンピオンシップ
日  程
開催日 2002年10月19日(土)午前7時00分スタート
遠征日 2002年10月10日(木)〜24日(木)15日間
開 催 地
ハワイ島(カイルア〜ハビィ〜ケアホウ)
競技内容
スイム3.9km バイク180.2km ラン42.2km 
制限時間17時間
エントリー
1,630名(完走1,454名 最年少19歳、最高齢 75歳)
天  候
スイム:雨 バイク:雨のち晴れ ラン:晴れ

スタート15分前 5キロ地点、雨
皆こんな雨のハワイ大会は初めてだ!レース前夜からの大雨はスイムからバイク途中まで続いた。クイーンKのハイウエイに出ると雨は上がって、ワイコロアやバイク折り返しのハビィは快晴でハワイの暑さが戻ってきた。コナウインドは例年になく穏やかだった、だが、ランに入ると強い日差しと強烈な蒸し暑さで、選手たちを苦しめだした。スイムを56分54秒の98位で上がり、バイクスタートして10キロほどで日本人トップに立ちさらに順位を上げた。ハビィを70位くらいで通過し、50位前半でランをスタートするものの、ペースがつかめず12キロ付近で宮塚選手に抜かれる。一時は宮塚選手に約150メートルの差を付けられるが気持ちを入れ替えペースアップ、約20キロ地点で宮塚選手を含む5人の選手に追い付き、35位あたりで勝負所のエナジーラボの折り返しへ、前の選手との差を確認して20位以内を目指した。残り5キロ、最後の上り坂でも集中力は切れることなく25位でフィニッシュした。
ラン中盤であきらめることなく復活したことと、アイアンマンUSA、アイアンマンカナダとレースが続き体調管理が大変難しかったが、この苦境を乗越えた精神力と結果に喜びを感じています。
フィニッシュ
レース前にはたくさんの励ましを頂きありがとうございました。疲労がなかなか抜けず無欲で臨んだこのレース、「スタートしてもこの身体でどこまでやれるか?」と思っていた私に、皆さんの激励は心にしみ届くものがありました、たくさんの応援を本当にありがとうございました。感謝と、お礼を申し上げます。

結果 
1位 ティム・デブーム     アメリカ     
8:29:56 (S0:52:02 B4:45:21 R2:50:22)
2位 ピーター・リード     カナダ      
8:33:06 (S0:53:20 B4:44:15 R2:53:48)
3位 キャメロン・ブラウン   ニュージーランド 
8:35:34 (S0:52:13 B4:45:15 R2:56:06)
4位 トーマス・へリーゲル   ドイツ      
8:36:59 (S0:53:23 B4:34:52 R3:05:47)
5位 アレックス・チュバート  ドイツ      
8:38:58 (S0:53:29 B4:45:12 R2:57:12)
6位 フランコイス・チャバード フランス    
8:40:39 (S0:52:14 B4:39:17 R3:05:57)
7位 マークス・フォスター   ドイツ    
8:44:28 (S0:55:17 B4:47:15 R2:59:29)
8位 ミカ・ルト        フィンランド  
8:45:45 (S0:53:24 B4:51:39 R2:59:00)
9位 キャメロン・ウイドフ   アメリカ     
8:45:53 (S0:52:05 B4:44:51 R3:06:33)
10位 オラフ・セバスチャス    ドイツ     
8:46:18 (S0:55:36 B4:44:31 R3:00:18)
25位 谷 新吾         愛知      
9:04:12 (S0:56:54 B4:58:32 R3:06:03)
34位 井出 晋一        長野      
9:08:21 (S1:03:34 B4:56:04 R3:05:07)
35位 田村 嘉規        京都      
9:08:38 (S1:00:41 B5:01:51 R2:59:34)
36位 宮塚 英也        栃木      
9:09:53 (S0:59:21 B5:00:02 R3:07:48)
38位 藤原 裕司        栃木      
9:11:23 (S1:05:00 B5:02:13 R3:01:15)

谷新吾



SHINGO スピークPart4

サンディエゴインターナショナルトライアスロン
皆さんお元気ですか?
第2次のサンディエゴトレーニングキャンプも1ヶ月を経過しました。アイアンマンレイクプラシッドまで2週間となりそろそろテーパーに入ります。

6月30日にサンディエゴインターナショナルトライアスロンに出場しました。
この大会は、サンディエゴのダウンタウンを中心にレースが展開されます。スパニッシュランディングのサンディエゴハーバーでスイムをスタート、バイクは観光の名所ポイントローマを目指し峠を登っていきます。頂上付近では、コロナドアイランドを一望できるスポットがあり余裕があればバイクからでも見ることが出来ます。ランはサンディエゴハーバーからシーポートビレッジまでのフラットな走りやすいコースとなっています。

当日は、約1,300名が参加。噂では聞いていましたが人気の大会に納得です。レースは、インターナショナル(スイム1k、バイク30k、ラン10k)、スプリント(スイム500m、バイク20k、ラン6k)、リレーに別れ各カテゴリー毎のウエーブスタートです。

私は、スピードトレーニングと5位くらいまで賞金が出ると聞いていましたので1%でも可能性があるならと、インターナショナルにプロでエントリーしました。
プロは男子12名、女子7名の出場です。ビッグネームでは、クリス・マコーマック(残念ながら欠場、観戦)、ミケリー・ジョーンズ(パンクリタイヤ)、フェザー・ファーが出場です。

6時43分 第1ウエーブ、プロ男女が一斉スタート。ミケリー・ジョーンズには遅れたものの7位で上陸、トランジッションで2人、バイク前半で2人抜くもラスト1kで友人のジョナサンに追い付かれ4位。彼と同時にランへ、ここまできて負けるわけにはいきません。2位とも1分しか差がありません。賞金も懸かっていることだし!ジョナサンが遅れ代わりに追い付いて来たニュージーランドのエリックと併走。3k地点、エリック遅れ単独3位に。しかし5k地点物凄い速さで抜いていったアメリカのジェフには付いて行けず、悔しさと満足の4位でフィニッシュでした。

アワードは、エイジグループが各3位まで表彰。プロは4位まで賞金が出ました。ラッキーにも4位の私は、5位くらいまで賞金が出ると教えてくれた友人のジョナサンに23秒で勝ち、クリス・マコーマック欠場にも助けられ?賞金を手にすることが出来ました。
当然のようにその日の夕食は、ホームステイ先のホストファーザー、マザーそしてジョナサンにご馳走するはめになりました・・・


サンディエゴにはトライアスロンで成功し移住して家を立てビジネスとしてトライアスロンに関わる選手が居ると聞きます。そういう意味ではオーストラリアから来ているクリス・マコーマックや今回優勝のクレイグ・アレクサンダーも例外ではないですね。それだけアメリカはトライアスロン市場が大きいし魅力があるということでしょうか。

[リザルト]
男子
1位 クレイグ・アレクサンダー/オーストラリア 1:29:13
2位 マット・クラーク/アメリカ 1:34:05
3位 ジェフ・スニッド/アメリカ 1:34:09
4位 谷新吾/日本 1:35:21
5位 ジョナサン・トーカー/カナダ 1:35:44
6位 エリック・バーガン/ニュージーランド 1:36:29

女子
1位 ジェシー・ステェンスランド/アメリカ 1:39:57
2位 フェザー・ファー/アメリカ 1:42:19
3位 エリカ・ジョーンズ/アメリカ 1:47:01

サンディエゴインターナショナルトライアスロン(ジョナサンと)

〜アイアンマンレイクプラシッド 日程のご連絡〜

大会日:7月28日

場所:ニューヨーク、レイクプラシッド
遠征:7月24日サンディエゴからモントリオールへ
   7月25日モントリオールからレイクプラシッドへ
   7月25日から29日まで現地ホームステイ
   7月30日レイクプラシッドからサンディエゴへ

[ 大会内容 ]
スイム3.9キロ、バイク180.2キロ、ラン42.2キロ
アイアンマンワールドチャンピオンシップ(ハワイ)クオリファイレース
今年で第4回目のこの大会は、アイアンマンUSAとも言われる全米で最も人気のあるレース。

谷新吾は10月開催のハワイ世界選手権出場権獲得に全力で望みます。
ぜひご期待ください。

大会ホームページ www.ironmanusa.com


谷新吾



SHINGO スピークPart3

SHINGOトライアスロンセッション
5月12日に「SHINGOトライアスロンセッション」を開催しました。

今回のセッションは、近々トライアスロン出場予定の方や
スピードアップしたいという方を対象にレースを想定した
デュアスロン形式のトレーニングセッションを開催しました。

当日は6月に蒲郡、9月に伊良湖に出場予定の初心者から
ベテランの方々まで7名が顔をそろえました。

日頃なかなか1人ではスピードトレーニングが出来ないという方も
この日は1セットづつ集中してレース並に追い込むことが出来たようです。
トランジッションもセットを重ねるごとに皆さんスムーズに速くなったのには
見ている方もビックリでした。

デュアスロンの後は、いつもバイクメンテナンスでお世話になっている
「バイクチップス」さんからの差し入れのサンドイッチを食べながら
固定ローラーで皆さんのバイクフォームをチェック。
一日楽しいセッションとなりました。
次回は秋に開催予定。

谷新吾



SHINGO スピーク Part2

日本は桜が満開でしょうか?
こちらサンディエゴは雨の日以外、春のぽかぽか陽気です。
トレーニングキャンプも残り1週間となり、トレーニング量を落としポイントトレーニングを中心とした調整期に入りました。身体は大変良い感じに仕上がってます。

こちらで知合ったプロトライアスリートのジョナサン♂に誘われて、3月17日 「トライアスロンクラブ オブ サンディエゴ」主催のデュアスロンレースに出場しました。
その名も「フィエスタアイランド ワールドチャンピオンシップ デュアスロン」
大会名は凄いのですが、練習会です。
しかし、過去には有名なアスリートたちも出場しており、こちらではチョット有名な大会なのです。

出場者はロング(R6.4k+B25.6k+R4k) 77名(女性22名)ショート(R1.6k+B12.8k+R1.6k) 7名(女性2名)合計84名。
コースはサンディエゴ ミッションベイにある小さな島、フィエスタ島を周回する平坦で簡単なコース、交通規制はされてないのですが車はほとんど通りません。

私は宮古島を前にスピード強化とレース感覚をつかむ為に、ロングタイプへエントリー、もちろんジョナサンと一緒です。

朝8:15、レーススタート、
第一集団は10名程、私は先頭に付いて4位で通過、ジョナサンは7位、バイク2周目にはトップに立つものの最終の4周目でジョナサンに抜かれ、2人は同時にトランジットへ、デュアスロン用ペダルのジョナサンは一足先にスタート。慌てた私はヘルメットをつけたまま猛ダッシュ!(スタッフに声を掛けられるまで全く気づかず!猪突猛進!笑)
トレーニングの一環とはいえここまできたら譲れない、そしてフィニッシュは2位に19秒差の1位でゴールとなりました。

リザルト Run6.4k Bike25.6k Run4k Total
1位 谷 シンゴ 22'49 42'21 14'31 1'19'41
2位 ジョナサン 23'39 41'20 15'01 1'20'00
3位 アンソニー 22'49 44'01 14'38 1'21'28
4位 マイク 22'49 43'41 15'53 1'22'23
5位 マット 22'49 49'04 14'46 1'26'39
6位 マイク 22'49 48'04 16'03 1'26'56


今回のキャンプでは故障もなく、予定通りのトレーニングを消化することが出来、スポンサー各位、ご支援&応援下さった皆様に心より感謝とお礼を申しあげます。
宮古島では、この成果を発揮して、最高のパフォーマンスをお見せいたします。是非、ご期待下さい。4月7日帰国予定です。

谷新吾



SHINGO スピークPart1

SHINGO
カリフォルニアキャンプも1ヶ月が経過しました。
日中は20度ぐらいで、トレーニングには丁度良い気候です。体調は徐々にトレーニングモードに変わり、ベース作りの第一ステップ終了というところ(感じ)です。

トレーニングプログラムは週に4回マスターズコースで泳ぎ、週に2回、150k以上のバイクライド(その内1回はサタデーライド、プロ、アマ、30〜100人の練習会に参加)ランは往復15kのトレイルランがメインです。

2月10日はサンディギドハーフマラソンに出場しました。
トレーニングの一環として、前日にはバイクライド180kを走ってのことでした。
会場まではウオーミングアップを兼ねて10k走り、さあ!スタート!! 5kまでは15位ぐらいで17分30秒のペースでしたが、その後はキロ4分ペースがやっと・・・、後から「ガンバッテ〜」と声を掛けてきたポール・ハドル、フェザー・ファーにも付いていけず・・・。ゴールは23位、1:23:57 本当にしんどいレースとなりました。トレーニングの一環とは言っても、あまりに遅い ランをもっと強化しなければ。

レース後のアワードパーティーではパスタにビール、プロテインのサービス、たらふく食べて飲んで、大満足!一休みしてクールダウンでゆっくり走って帰りました。そして・・・・翌日はすごい筋肉痛、ベットに寝たきり状態!追い込みすぎ?ました。(笑)
ちなみに簡単なリザルトです。


 1位 ベンジャミン(陸上選手)              1:14
 7位 スペンサー・スミス(01年アイアンマンフロリダ優勝)1:20
11位 フェザー・ファー(アイアンマンハワイ女子歴代優勝) 1:20
12位 ポール・ハドル(宮古島トライアスロン歴代優勝者)  1:20
23位 谷・シンゴ                     1:23
30位 ケニー・スーザ(デュアスロン王者)         1:25


3月は第2ステップ、宮古島に向けたトレーニングにはいります

谷新吾






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