ラフウォータースイム・ジャパンシリーズ最終戦
「第6回ラフウォータースイム・イン・ヨロン」
大会レポート・リザルト!
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 早いもので「ラフウォータースイム・イン・ヨロン」も今年で6回目を数える。1997年の第1回大会は参加者9名というこじんまりとした大会が、6年の歳月を経て延べ参加者が170名となるとは誰が予想したものか…。ずいぶん大きくなったと運営する側も感心する。
 パワースポーツスタッフの常宿は第1回大会から大会会場近くの「楽園荘」。参加者が少ない第2回大会までは参加者全員で「楽園荘」に宿泊しレースを楽しみ、レース終了後は「楽園荘」で作った料理をみんなでビーチに運んでパーティー。そして「楽園荘」に帰って星を観ながらエンドレスのニ次会。大会というよりも水泳同好会の合同合宿の様だった。
 その後口コミで参加者も増え、「楽園荘」では宿泊が収まらなくなり、与論島の各宿泊地に参加者は散らばり、大会運営もヨロン島観光協会を中心に与論島役場や各宿泊地の方々の協力を得て、現在の運営体制に育ってきたのである。
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 大会規模は大きくなったが、第1回目から与論島もパワースポーツも心がけていること、それは初心を忘れずアットホームさを守り、老若男女、グループで来ている人も個人で来ている人もヨロンを満喫してもらえる雰囲気作りに努めること。そして、第2の故郷としてまたヨロンに帰ってきてくれる人たちを増やすことが我々にとっての目的である。  今年のヨロン大会はというと、天気は晴れで風は5mとうねりが出ており、少々泳ぎにくそう。9時スタートの個人種目5Kは、満潮時と重なり波が高くコンディションはあまり良くない。しかし、会場に到着したスイマー達は、このコンディションに不安な表情を浮かべていたが、スタート時はそんな不安も打ち消され、全員勢いよく飛び出していった。
 総合トップは予想通り他を寄せ付けず、木原珠子選手が圧勝。続いて2位争いで接戦を制したのが渡辺桃子選手。そして初参加の新井敏郎選手が3位 だった。
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 潮が引いてきてコンディションも良くなりつつある個人種目3Kスタートは11時。優勝争いは山口治選手と富永紘宣選手。1位 は結婚を控えた山口選手が逃げ切る。そして富永選手が惜しくも2位。そして初参加の野村亜津子選手が3位 と健闘した。
 個人種目1.5Kは波も収まりコンディションは良好となる。初心者が多い種目なので運営側もホッと一息。優勝は順当に秦敏洋選手。2位 には井之川俊介選手が食い込み、3位の山本秀逸選手をわずかにかわす。女子ではライバル茅野清美選手と渡辺桃子選手との争い。体力を温存した茅野選手が渡辺選手に5秒差の僅差で総合4位 、女子1位であった。
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 最終種目リレー。いつもながら前日までのエントリー数は5チーム。昨年までは事前のエントリーが少なく主催者としては不安を覚えていたがもうそんなことはない。案の定、当日エントリーが8チームで全部で13チームでのレースとなった。レースといっても順位 がどうのこうというよりも、はじめて会場で知り合った人や宿泊地が一緒なのでチームを結成した人たちが多く、和気あいあいな雰囲気がラフウォーターシリーズのリレー種目の特徴だ。とはいえレースはレース。優勝は常連の関西・関東混成チーム「ドルフィン・オールスターズ」。2位 は海獣(かいじゅう)中心チーム「久保獣」。3位は民宿「星砂荘」混成チーム「ニトロ星砂」。4位 には民宿「楽園荘」混成チーム「チーム楽園荘」だった。
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  そして第2部のアワードパーティー。5K、3K、1.5Kの男女エイジ別 表彰と男女総合表彰とリレー表彰にたっぷり時間をかけ、もう一つのメインイベント余興に突入する。今回はこれがお披露目となる与論小学校の子供達による「エイサー」。続いてお馴染み「かりゆしバンド」で踊りまくる。そして「クレージーエイサー」で締めくくった。これで終わらないのがヨロン大会。ニ次会はかりゆしバンドが経営している「民謡酒場 かりゆし」で終わらない夜を楽しんだ。
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  これで南の島でのラフウォータースイムシリーズは終了しました。ヨロン大会を含めた来年のシリーズ日程が決まり次第お知らせいたします。新規大会含め来年のラフウォータースイムシリーズにご期待ください。(10月19日には最終戦「ラフウォータースイムエキデン・イン・九十九里」を開催します。ぜひご参加ください。)

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