○レース前
天候に恵まれた3/13、いよいよレース前日。白馬に向けて出発する前にする事二つ。金沢から約30キロ程離れた実家に眠っている16年前から熟成させたクロカンスキーを持ってくる事。自分をアドベンチャーレースの世界に強制連行して下さった恩人(?)キャメトロ98中野善人氏にスノーシューを借りる事。いろいろしてたらお昼も過ぎ、ようやく出発した。糸魚川まで快調に走るが高速を降りると次第に曇りだし、なんと雨まで降り出した。「まいっちんぐぅ。めざましテレビの週末うらないでふたご座は7位やったがにぃ」と呟く。
そうこうしてるうちに2時間半で白馬に到着。スノーハープもすぐ見つかり、受付を探すとパワーバーの旗が聳えたっているのが見えた。受付を済まし、クロカンコースを1周(5K)することにした。中学・高校とクロカンスキーの経験はあったが、16年ぶりのスキーは中田屋のきんつばのように甘くはなかった。頭でわかってても思うように体は動かず、心臓は大和田バクバク。脚はヨロヨロ。2月末の王滝村のレースでの極寒対策の為、夏場より7キロの脂身をまとった効果が如実に表れた。「暑い。とてつもなくぅぅぅぅぅ・・・」1周しただけで汗が噴出した。クジラの潮吹きのようだった。ちらっと時計を見ると1周約30分・・・。
明日は明日の風が吹くということで、お宿に向かった。お宿はスノーハープから車で数分と便利な場所にあり、しかもその日の宿泊者は自分一人!貸し切り状態で、一人壁に向かってお話したりして明日に備えた。
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