OSJ TRAIL RUNNING RACE SERIES 2020
OSJ TRAIL RUNNING RACE SERIES 2020

レポート

2020年は、東京オリンピック・パラリンピックイヤー。
そして、奄美大島は「世界自然遺産」の認定に向けて、頑張っています。
そんな奄美大島で、OSJトレイルランニングレースシリーズの第1戦「OSJ奄美ジャングルトレイル」が開催されました。
前年より多くの選手にエントリー頂き、奄美大島の魅力を満喫頂けたのではないでしょうか。

受付・競技説明会

大会前日は温かな陽気で、南国らしい気候。
受付会場は「奄美市AiAiひろば」。奄美市の方々の憩いの場所です。
朝から受付・販売の準備。今回は、多くの取り扱い商品(コンプレスポーツ・新製品パワーリキッド等)を奄美大島に持ち込みました。
お昼過ぎから選手に訪れて頂き受付を済ませ、持ち込まれた商品を確認しながらお気に入りの商品を購入して頂けました。

選手受付を済ませた選手は「ウェルカムパーティー・競技説明会」
「国立公園のルールとマナー」の説明、コース内の看板(矢印)が茶色地の白抜きで設営、スタート前には靴底洗浄など、自然環境を守る取り組みが紹介された。
50Kのコースは、宇検村をスタートしアップダウンが繰り返される林道を走り抜け、倒木いっぱいのトレイルを通り抜け、最後は桜が見頃な「おがみ山公園」を駆け下りてゴール(名瀬小学校)。
20Kコースは、名瀬小学校をスタート。ゴールの折り返しのコース。「おがみ山公園」を登り、走りやすい林道を行き、折り返し地点を戻って来ます。
と写真を交えて、競技説明。選手の皆さんは、ビールとおつまみを片手に真剣に聞いて頂けました。
レースのファーストグリッド選手の紹介、持ち込まれた商品の説明等を実施しました。
パーティー終了後も、多くの選手に商品を購入頂けました。


大会当日

50Kの選手は、スタート会場となる「宇検村役場」に向けて、3台のバスで移動。
選手は、お約束の靴底洗浄・荷物預けを済ませて、村長挨拶・スタートに向けての準備完了。
定刻8時スタート。天候は曇りで、走るには丁度よい気候。
ファーストグリッド選手が勢いよく駆け出しました。
スタート直後から、南国らしく雨も降り出しましたが、50K男子を制したのは、昨年2位だった牧野公則 選手(3:53:08 )。女子は、昨年3位の山本庸子選手(5:48:31 )。
両選手共に、2位の選手を大きく引き離し、前年の成績を上回る順位でのゴール。

20Kの選手は、スタート会場となる「名瀬小学校」に10時のスタートに向けて、集まって来ます。
定刻10時スタート。天候は、生憎の雨。
雨の中でのスタートで、滑りやすいトレイルでしたが、20K男子を制したのは、昨年2位だった地元の龍郷町の岩崎純選手(1:48:47 )で、昨年の自分の記録を塗り替える好記録でゴール。
地元の新聞社からのインタビューも受けていました。
20K女子を制したのは、東京から参加頂いた野田寿恵選手(2:34:01)。昨年の女子優勝者を上回る好成績でゴール。

50K出走者数:104名 完走者数:99名(完走率:95%)
20K出走者数:93名 完走者数:90名(完走率:97%)


50Kの部(男子) 50Kの部(女子)
総合順位 No. 氏名 都道府県 総合記録 総合順位 No. 氏名 都道府県 総合記録
1 3 牧野 公則 山梨県 3:53:08 1 4 山本 庸子 大阪府 5:48:31
2 80 福迫 誠 鹿児島県 4:11:44 2 117  新留 真紀 鹿児島県 6:22:59
3 83  船田 毅 鹿児島県 4:20:21 3 111 小島 知子 神奈川県 6:24:01
4 15 上村 カズキ 奈良県 4:20:50 4 115 中塚 絵美 兵庫県 6:40:41
5 62 千代森 裕司 宮崎県 4:28:30 5 121 吉田 静香 鹿児島県 6:41:11
20Kの部(男子) 20Kの部(女子)
総合順位 No. 氏名 都道府県 総合記録 総合順位 No. 氏名 都道府県 総合記録
1 1001 岩崎 純 鹿児島県 1:48:47 1 1092  野田 寿恵 東京都 2:34:01
2 1106 田辺 勉 埼玉県 1:52:54 2 1081 大村 奈央 東京都 2:35:38
3 1021 来住 裕也 兵庫県 2:02:50 3 1093 本田 さわ子 京都府 2:44:42
4 1022 岸田 幸介 鹿児島県 2:09:28 4 1101 恵 奈津子 鹿児島県 3:00:18
5 1019 神田 隆宏 鹿児島県 2:11:10 5 1100 村田 ひろみ 鹿児島県 3:00:31

奄美大島満喫パーティー

レースを楽しんだ後は、毎年最高の盛り上がりを見せる「奄美大島満喫パーティー」
今年は、なんと100名以上の参加!!!
パーティーは、奄美市紬観光課 課長 島袋様の挨拶、先ほどまで選手の皆さんが走っていた姿をスライドショー (作成:播本カメラマン)で紹介。
表彰式は、年代別・総合と壇上に上がって頂きました。
合わせて、2019年のOSJトレイルランニングレースシリーズの上位選手の表彰も、このパーティーでの最高の楽しみは、余興。
奄美大島と言えば、「島唄」〈里朋樹(さと ともき)さん、時岡優里菜(ときおか ゆりな)さん〉。リズミカルな曲・聴かせる曲が素敵でした。
そして、パフォーマー「パフュームさとし」さんのダンス。皆さんかぶり付きで大笑い。
再度、「島唄」で参加者全員が席を立って踊り出しました。大盛り上がり!!!!
最後は、「じゃんけん大会」。なんと40%の人が何かGET出来ます。
地元の大島紬小物・グレゴリー製品・コンプレスポーツ製品・パワーバー商品など、魅力溢れる景品で、熱いジャンケンが繰り返されました。
締めは、参加者全員での集合写真。皆さん素敵な笑顔で楽しいひとときを過ごして頂きました。


こうして、2020年のOSJトレイルランニングシリーズも幕を開けました。
Text Kazuhiko Saeki
photographer Akihiko Harimoto

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