2023 SDAクロスマウンテンバイク120km/100km/42km/20km【9月】 | SELF-DISCOVERY ADVENTURE in OTAKI -POWER SPORTS

本来のコースで
開催

　今年も王滝にマウンテンバイカーが帰ってきた。
　SDA王滝(セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝)は、年に一度のMTB(マウンテンバイク)の大会だ。
　2020年、翌2021年とコロナのため開催中止、昨年は大雨による林道被害でコースを短縮、と本来のSDAのレースを行えなかっただけに、今年の無事開催は何よりもうれしい。
　9月16日、レース前日のこの日は、まず12時からサポートアスリートによるファンツーリングが、13時からは選手受付が行われた。愛車とともに、続々と集まる選手たち。自然の中を自由に駆け回る、MTBが大好きな自転車乗りたちだ。
　SDA王滝の最大の魅力は、なんといっても大会でしか立ち入ることができない国有林の特設コースが走れること。石がゴロゴロしているガレ場を、上っては下り、また上るというアップダウンの繰り返しだが、そんなコースをMTBで駆け抜けるのは、ロードバイクとはまた違った爽快さ。マウンテンバイカーにとってたまらない魅力がここにある。

文句なくカッコいい
トップ選手の走り

　翌9月17日、早朝。松原スポーツ公園のスタート地点には、横倒しに並ぶ　MTBの長い列が続いた。この光景、何度見てもぐっとくるものがある。
　午前6時、120kmと100kmの部がスタート。パレード走行の後、山の中へと入っていく。
　一方、42kmと20kmの部は、松原スポーツ公園から約11kmほど離れた水交園がスタート地点。120kmや100kmのスタート風景とは異なり、どこかのどかな雰囲気が漂う。20kmの部のみ、参加資格が12歳以上からなので、10代の若い選手の姿が目立った。
　王滝特有の鋭い石がゴロゴロしている林道を走るマウンテンバイカーたち。ことに、トップ選手の走りは文句なくカッコいい。そのスピード、そのコーナリング……。自然の中を自由自在に駆け回るMTBはやっぱり素敵だ。
　結果、120km部門で一番にゴールに入ってきたのは、王滝在住の宮津旭選手。2位に40分差をつけて、ぶっちぎりの1位となった。100km部門では、おなじみの池田祐樹選手が1位に入った。
　ちなみに、今回の参加賞Tシャツには「NO MTB、NO LIFE」の文字がプリントされている。「MTBのない人生なんて」。まさにその言葉通り、MTBが大好きな自転車乗りたちの熱き闘いが繰り広げられた今大会。また来年、王滝で会いましょう。

SDAクロスマウンテンバイク120km
順位	氏名	記録
1	宮津旭	5:04:35
2	野口朋希	5:47:36
3	岡理裕	5:48:22
4	松本駿	5:56:44
5	石川正道	6:07:21

SDAクロスマウンテンバイク100km
順位	氏名	記録
1	池田祐樹	4:49:23
2	立石久佳	5:07:37
3	黒沢大介	5:10:02
4	ラナウセルジ	5:12:20
5	片岡誉	5:21:38

SDAクロスマウンテンバイクシングルスピード100km
順位	氏名	記録
1	福王寺一樹	6:22:14
2	松元雅也	6:48:34
3	鵜飼洋	6:57:57
4	小村将一	7:09:54
5	榊政司	7:10:31

SDAクロスマウンテンバイクグラベルバイク100km
順位	氏名	記録
1	松尾遊	5:30:19
2	野中秀樹	5:32:00
3	梶谷隆太	5:33:23
4	赤塚剛司	5:38:36
5	Wood Andy	5:44:02

SDAクロスマウンテンバイク42km
順位	氏名	記録
1	田中宏樹	2:30:25
2	山部大輔	2:33:04
3	碓氷芳己	2:33:07
4	河原敦	2:33:45
5	松島和彦	2:33:53

SDAクロスマウンテンバイクグラベルバイク42km
順位	氏名	記録
1	小橋洋二	2:34:07
2	鵜飼一彦	2:36:09
3	大橋穂高	2:36:13
4	内山克弘	2:40:24
5	武藤悠月	2:46:02

SDAクロスマウンテンバイク20km
順位	氏名	記録
1	田中遼介	1:06:57
2	各務遼音	1:09:35
3	吉田健太郎	1:10:36
4	馬場善章	1:10:44
5	前川昭人	1:10:48

本来のコースで 開催

文句なくカッコいい トップ選手の走り

9月16日 ファンツーリング

9月17日 レース

本来のコースで
開催

文句なくカッコいい
トップ選手の走り

9月16日ファンツーリング

9月17日レース