セルフディスカバリーアドベンチャー
スノーフィールドチャレンジ・イン・白馬 レポート

 今年も、長野冬季オリンピックXCスキー会場のスノーハープを舞台に、スノーフィールドチャレンジ・イン・白馬が開催されました。2月のスノー王滝に続いて、2戦目のセルフディスカバリーアドベンチャーシリーズには、ほぼ去年の倍である総勢47名がエントリー。今回は、数々のセルフディスカバリーアドベンチャーで優勝を遂げている松葉桂二選手率いるCW−X軍団、アテネオリンピックMTB日本代表中込由香里選手、シドニーオリンピックトライアスロン日本代表大内はるな選手などそうそうたる顔ぶれが参戦。先日まで長野スペシャルオリンピックが行われていた会場は、ウインターアドベンチャーレーサの熱い戦いで再び盛り上がりました。


 ここしばらく雪が降らなかった白馬地方は、大会前日の土曜日から久しぶりの雪となる。午後からの大会受付を済ませた選手は、大会のコースマップを見ながら試走を始めるが、降り積もる雪にMTBはほぼ試走不能。明日朝にコース整備をする予定ではあるが、雪が降り続くとどうなるのであろうかと、一抹の不安がよぎるのであった。
 大会当日の朝、会場は相変わらずの降り続く雪。朝早くからスノーハープの係りの方による整備により、コースは問題なく、スタッフも一安心。MTB・クロスカントリースキー・スノーシューを携えて選手が集まってきます。スタートラインには男子部門21名、女子部門3名、3人一組のチーム部門に8チーム(1チームは2名のためオープン参加)が揃い、約25km先のゴールを目指します。競技説明の後、予定通り午前8時に一斉にスタート!
 第1ステージはMTBでスノーハープCコースを2周する10km。アップダウンが多く滑りやすいコースを選手は果敢に挑んでいく。XCスキーが苦手な分、MTBでタイムを稼ごうとする選手が多いようである。XCスキーに履き替えた第2ステージはスノーハープAコースを同じく2周する10km。XCスキー元国体選手も参加しており、順位は激しく変動している様子。普段は体力が大きなウエイトを占めると言われているセルフディスカバリーシリーズの中では珍しく?技術も要求されているステージです。最後の第3ステージはスノーハープBコースを1周する5km。途中からは、昨日からさらに降り積もった雪が行く手を阻みます。

レース中選手画像

トランジッション風景

 スタートから2時間を過ぎ、トップでゴールを迎えたのはTeam CW−X 田代・山田・熊崎選手!それぞれの選手がすばらしい追い上げを見せました。ほぼ続いてゴールを迎えたのはCW−X松葉選手(50歳!!)。貫禄の男子部門優勝です。その後は男子・チームの選手が続き、女子は竹腰選手が優勝。第2ステージで1名リタイアするもそれ以外の選手は無事にゴールを向かえ2005年のレースは無事終了を迎える。各部門表彰式ののち参加者・応援者全員で記念撮影をし全日程が終了しました。 

 今年のセルフディスカバリーアドベンチャーシリーズはまだ始まったばかりです。この後は長野県王滝村に会場を移し、5月のヒルクライム7月のアドベンチャーレース9月のクロスMTB(満員御礼!)・クロスMtRUNと続きます。また8月の、今年初開催「OSJグランプリ・イン・王滝」にもぜひ注目ください。
 
 今回も白馬村・スノーハープ・関係各所・そして参加頂いた皆様のご協力に、深く感謝いたします。
 それではまたお会いしましょう!! 

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