開催日・天候 11月3日(土)〜4(日)
参加者数
100マイル 510名 [完走者数138名/完走率27.05%]
100km 242名 [完走者数71名/完走率29.33%]
60km 83名 [完走者数64名/完走率75.21%]
各種目上位リザルト
  順位 100マイル 100km 60km
男子 1位 平澤賢市 18:03:49 渡辺奨 11:53:51 原良和 5:43:57
2位 小島弘道 19:23:38 後藤豊 12:16:36 平田明寛 5:57:50
3位 小澤和彦 20:03:14 前田浩一 12:21:04 山上聡 6:36:54
4位 大作健次郎 20:10:41 斎藤誠司 12:51:45 谷征夫 7:07:06
5位 島田哲 20:48:54 森本洋貴 13:09:35 保田直哉 7:35:01
女子 1位 伴明美 25:24:59 磯村智恵子 16:10:28 鴨下菜穂 9:29:10
2位 大澤貴子 28:02:45 玉貫理絵 16:22:52 金原由貴江 9:53:25
3位 松沼佳子 28:56:36 渡邊淑 16:24:40 佐々木奈津子 10:02:59
4位 玉置千春 29:35:48 坂本さちこ 16:39:52 大山静香 10:30:54
5位 植木ゆりか 29:42:56 宮武智恵子 16:43:34 藤田恵理子 10:41:27

氷ノ山にて第10戦までOSJシリーズを終えた翌週。茅野市・原村・富士見町・北杜市・南牧村・小海町・佐久穂町・佐久市・長和町・立科町の10市町村の協力のもと八ヶ岳山麓を1周する夢の100マイルレースが開催されました。ロード・林道・トレイル・非舗装路など八ヶ岳山麓を舞台に、30時間の感動の旅のスタートです。

本レースは蓼科湖をスタート・ゴールとする100マイルコース、清里駅〜蓼科湖までの100キロコース、松原湖〜蓼科湖までの60キロコースの3カテゴリ―で開催いたしました。各スタート会場となる市町村(茅野市・北杜市・小海町)では、前日に受付・前夜祭・競技説明が行われ、初めてのレースに不安と緊張を隠せない選手たちが食い入るように説明を聞き明日のスタートの準備に備えて夜はふけていきました。

AM3:30から荷物預かり(ゴール用・デポジット用)、装備チェックを終え最終出走確認を終えた選手たちがスタートエリアで待機をし、AM4:45開会式にて本大会の実行委員長である茅野市長の挨拶のあと、AM5:00定刻通りスタートしました。序盤は日の出前のロード区間を走り、第2エイドである自然文化園のあたりで各選手夜明けを迎え、紅葉に色づいた美しい八ヶ岳山麓を見ながら走っていきました。その後は小淵沢カントリーから観音平までの激のぼりを駆け上がり、八ヶ岳自然歩道の美しいトレイルを走って清里のふれあいセンターが第1関門であります。ここまでの距離約60キロ制限時間はPM5:00(スタート後12時間)。
第1関門からは飯盛山のトレイルのあと、本コース上最長林道の南八ヶ岳林道区間。20キロ以上ある林道と日没とともにきた寒さが、60キロ以上走ってきた選手の体には大変きつい状況となりました。その寒さを乗り越え第2関門である松原湖では小海町の皆さんが温かいスープと暖かい声援で冷え切った選手の体を癒してくれました。ただ、長時間の冷却状態で残念ながらここで大量のリタイア者を続出させる結果となってしまいました。ここまでの距離約100キロ制限時間はPM11:00(スタート後18時間)。
第2関門からは本コース上、最難関である八千穂レイク〜双子池〜大河原峠まで長く登りが続く林道区間となりました。選手は第7エイドの八千穂レイクで佐久穂市の皆様の焚火で暖を取り、第8エイドのNHK受信所で広島から来てくれたマルゲリータの風の皆さんの声援と、第9エイドの大河原峠で佐久市の皆さんの声援とチームエイドステーション'すぽるちば'の皆さんが用意してくれた温かい食べ物と、普段からトレイルランニング熟知している'すぽるちば'の皆さんだからできる選手の気持ちになったケアで、一番寒いエリアではありましたが大いに盛りあげてもらい選手の士気を高めてもらいました。本当にありがとございました。その後、大河原峠からスキー場のゲレンデを下り第3関門の女神湖に到着です。最終関門地点である女神湖では立科町の皆さんのもてなしで疲れを癒し夜明けの寒さが落ち着いた時間を見計らい続々とフィニッシュへ向かい走っていきました。ここまでの距離約140キロ制限時間11月4日AM8:00(スタート後27時間)。
第3関門からは白樺湖までロードと最後のトレイルである八子ヶ峰トレイルを走り、茅野市の皆さんのおもてなしが待つ蓼科湖のプール平でフィニッシュとなりました。制限時間30時間の時間内にゴールした選手は510名中、138名完走率27%、こんな過酷なレースを制したのはOSJトレイルシリーズのチャンピオンであり、茅野市が地元である平澤賢市選手、終始1位をキープしながら2位と40分以上つけて圧巻のレースでした。女子は伴明美選手、こちらも2位と2時間以上差をつけてのフィニッシュ。100キロの男子は招待選手で過去ハセツネも制覇をしている後藤豊選手を破り渡辺奨選手が、女子は磯村千恵子選手が優勝。60キロ男子はおんたけウルトラで平澤選手を僅差で破った原良和選手が女子は鴨下菜穂選手が優勝を遂げました。
今回、初開催となりましたOSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース、このレースが大きな事故もなく無事に終了できましたので、10市町村の地元の皆様、遠方より来ていただいたボランテイアの皆様、協賛社・関係各社の皆のおかげであります。本当にありがとうございました。本大会でOSJの今年のイベントはすべて終了いたしましたOSJのイベントに参加・ボランテイア・応援していただい皆様、本当に1年間ありがとうございました。来年は2月の奄美大島ジャングルトレイルからスタートとなります。来年も何卒よろしくお願いいたします。
(有)パワースポーツ イベント部 一同

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