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「第1回OSJ・グランプリ・イン・王滝」開催リポート!第1日目


 OSJ(フリーペーパー)創刊記念として企画しました「OSJ・グランプリ・イン・王滝」を8月12日(土)-13日(日)の2日間にわたり開催いたしました。1日目は「トレイルランニング」「カヤック」「フリークライミング」、2日目が「ラフウォータースイム」「マウンテンバイク」合計5種目を競うアウトドアスポーツの祭典です。5種目のうち得意の1種目にエントリーする方、この機会にいろいろなアウトドアスポーツを体験しようと多種目にエントリーする方などエントリー形態は様々。5種目全てにエントリーするとグランプリ対象となり、アウトドアスポーツの祭典「OSJ・グランプリ・イン・王滝」初代チャンピオンになるため、全国各地から屈強のアウトドアスポーツ愛好者19名もここ王滝村に集結しました。


 大会前日、ビギナーのためのカヤックセミナー(無料)を開催。講師は世界の海を旅するさすらいのカヤッカー福田高士氏が担当。あいにく天気は雨模様でしたが、前半と後半の2回行われたセミナー受講者は合計で18名。受講者の真摯な姿勢に福田講師は熱心に指導していました。カヤックセミナーの次はメイン会場「松原スポーツ公園」でクライミングセミナー(無料)を開催。受講者20名は初めてクライミングを行う方がほとんど。ウォールに対面する一人一人、子供に戻ったような笑顔でクライミングを楽しんでいました。 



 大会1日目。まずは「トレイルランニング」からスタート。参加者42名で総距離約11Km。トレイルランニングといっても前半は登りのジープ道、後半は沢を下り、滝に出くわすとロープでトラバースするなど、かなりアドベンチャー要素の高いコース設定。選手は大きな歓声をあげながら軽快に沢を跳びはねゴールを目指しました。結果、男子はセルフディスカバリーシリーズではお馴染み、沢はめっぽう強い松葉桂二選手がゴール手前までトップを引っ張ってましたが、終盤、門井慎選手に抜かれ惜しくも準優勝。門井選手が優勝しました。3位は松葉選手の愛弟子熊崎智浩選手。女子優勝は奈良県からの参加の上西泰子選手でした。準優勝はセルフディスカバリーシリーズの常連、河合あやの選手。3位は河合選手と同チームの松岡弘子選手でした。



 第2種目は「カヤック」。参加者は33名、総距離は約8K。第1ウェーブ(16名)と第2ウェーブ(17名)に分かれスタート。この種目は初心者、もしくは1〜2回経験がある方などビギナーに近い方々が8割以上で、半数以上の方々が前日のカヤックセミナーに参加し、カヤックのノウハウを学んでからの参加となりました。第1ウェーブで中野善人選手とダニエル・スペイト選手が激しいバトルを繰り広げ、終盤、中野選手が1歩リードし優勝。ダニエル選手は準優勝。3位は松葉桂二選手でした。第2ウェーブでトップだった三浦弘行選手ですが、総合タイムで第1ウェーブの3名に及ばず、総合4位でした。女子ではザ・ノースフェイスの須藤ナオミ選手が実力を発揮し優勝。そして、河合あやの選手がトレイルランニング部門に続いての準優勝。3位は三浦智子選手でした。



 この日最終となる3種目目は「フリークライミング」。メイン会場である松原スポーツ公園に約7mの人口ウォールを設置。参加者は27名で9割がクライミング初体験でした。競技内容は合計3回トライ。1回目、2回目は同じルートをトライし、どちらか速く登れたタイムが優先されます。この2回は他の競技者のトライを観察することが出来ます。3回目はルートを変更しトライ。3回目のタイムと前回の速いタイムの合計が総合成績となります。ただし、3回目のトライはアイソレーションルーム(控え室)に隔離され、順番にトライします。というわけで他の競技者のトライを観察することが出来ず、初見でのトライとなります。男子の結果は、アルパインクライミング経験者の三浦弘行選手が優勝、そして、こちらも経験者松葉桂二選手が準優勝となりました。3位はカヤックで優勝した中野善人選手でした。女子は3回目のトライでただ一人完登した上西泰子選手が優勝。そして、河合あやの選手は3回連続の準優勝。そして松岡弘子選手と続きました。



 「フリークライミング」終了後、本日行われた3種目の表彰パーティー、3種目までのグランプリ途中経過の発表、そして、明日開催される「ラフウォータースイム」「マウンテンバイク」のカーボパーティーが行われました。



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