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エントリーリスト・リザルト

難関コースが
さらにグレードアップ!

 「奥久慈、半端ないって」
 レース会場でも、この言葉がプリントされたTシャツ姿の人をちらほら見かけた。茨城県大子町と常陸太田市を舞台に行われるOSJ奥久慈トレイルレースは、この言葉通り、過酷な難コースで知られる。
 そして今年、その半端ないコースがさらにグレードアップ。奥久慈で最も厳しいと言われる22ものピークに立ち向かう、通称「デビル5マイル」が新コースに加えられたのだ。これにより、50K&30Kともにトレイル率がぐーんとアップ。制限時間も例年より30分延長された。さらに50K部門にいたっては、累計標高はなんと5000m超に!
 ここで改めて言いたい。「奥久慈、半端ないって」

急登と激下りが繰り返される
これが噂のデビル5マイル

 やはり、奥久慈50K(実際の距離は約62km)は半端なかった。
 50Kは早朝5時30分、竜神ダムをスタート。まずは第1関門である持方を目指す。スタートして3kmほどロードが続くが、これが終わると亀ヶ淵からシングルトラックに入っていく。そして、ここからすでに厳しいアップダウンが始まる。奥久慈男体山を通過し、スタートから約17km地点にある第1関門の持方へ。第2関門はスタートから約32km行ったところにある月待の滝。そして、ここにたどり着くまでに、例のデビル5マイル区間があるのだ。
 デビル5マイルは、その名の通り、急登と激下りの繰り返しが続き、その数なんと22。もちろん、上りもきついが、下りも腰が引けるほどの急斜面。
 ここで改めて言おう。「奥久慈、半端ないって」

今年の奥久慈を制したのは
ノリにのっているあの選手!

 難関のデビル5マイルを制覇し、月待の滝チェックポイントを通過したら、朝通ってきた持方に戻る。スタートから約48km、ここが第3関門。ここでは制限時間の11時間30分に間に合わず、DNFになってしまう人が続出。そう、コースとともに、制限時間が厳しいのも奥久慈の特長。少しでも早く制限時間以内に関門を通過するかにかかっている。
 第4関門の湯沢峡を通過したら、残り約10kmだ。そして、30K、50Kともにフィニッシュス地点となっているのが、バンジージャンプで知られる竜神大吊橋。果たして何人の選手がここまで戻って来られるのか。
 50Kのコースをトップで入って来たのは、3月末に行われたOSJトレイルランニングレースシリーズ第2戦、新城トレイルダブル64Kで優勝した長田豪史選手。その長田選手が「いやらしいコース」と言い放った50Kのコースを8時間55分19秒で走り抜けた。50K女子1位は60代の加藤揚子選手が入った。
 一方、30Kの優勝は、昨年の覇者、青木純選手。30K女子1位の沼田夏楠選手は、ゴールした瞬間、脚が攣ってがくがくと倒れた込んだ。
 さて、気になるのは50Kの完走率。晴天で気温も低めで走りやすかったコンディションにもかかわらず、完走率は36%。これがもし雨天のレースだったら……。
 だから最後にもう一回言わせてほしい。「奥久慈、半端ないって」

取材・文/高橋寿子
【2023 OSJ奥久慈トレイルレース50Kリザルト】
総合男子 総合女子
総合順位 氏名 記録 総合順位 氏名 記録
1

長田 豪史 8:55:19 1

加藤 揚子 11:25:16
2

豊田 哲也 9:30:53 2

富澤 いずみ 12:35:25
3

成瀬 康夫 9:48:56 3

小幡 真紀 12:38:28
4

丹羽 望 10:02:40 4

坪井 光穂 12:44:36
5

西原 隆之 10:03:47 5

畠山 望美 12:49:26
■出走人数492名、完走者数177名(完走率36.0%)

【2023 OSJ奥久慈トレイルレース30Kリザルト】
総合男子 総合女子
総合順位 氏名 記録 総合順位 氏名 記録
1

青木 純 3:10:07 1

沼田 夏楠 3:56:48
2

工藤 祐輔 3:21:13 2

落合 未知子 4:02:55
3

出澤 孝臣 3:35:26 3

青木 莉楠 4:09:58
4

渡部 慶太 3:46:08 4

須藤 吉仕子 4:30:21
5

辺田 純 3:52:25 5

齋藤 美紀 4:36:42
■出走人数409名、完走者数382名(完走率93.4%)

5月27日(土) 選手受付(竜神大吊橋第1駐車場)


5月28日(日) 30K&50Kスタートからゴールまで


30K&50Kゴールシーン


30K&50K表彰式


Photogrpher Akihiko Harimoto